中学受験しないのに、塾に行く必要ある?
中学受験するなら、ある程度学習塾の意義は理解していただけると思います。
私立中学の受験問題は学校だけでは対応が難しいのは間違いないです。
公立中高一貫の適正検査ですら、対策しないと合格するのは難しいと思います。
だから学習塾は必要だというのはわかります。
それでは、中学受験しない人にとっては学習塾は必要はないのでは?
そう思う人は少なくないと思います。
私も同意見です。
小学生は、友達、兄弟・姉妹、家族との時間を大切にすべきです。
塾に行ってい勉強漬けになるくらいなら、思いっきり遊ぶべきです。
しかし、小学生の時にしか身につかない力だったり
中学生になったときには、もう手遅れになってしまったりすることもあるというも忘れてはいけません。
~私が思う、小学生で身につけてほしい能力~
●確実な計算力
中学生で小学校の計算が不安定な生徒は少なくありません。
分数ができなかったり、ミスが多かったり、問題をかかえている生徒はみな数学で苦戦します。
簡単な暗算と計算スピードも必要になります。
中学ではたくさんの課題が出題されます。
それをこなすためにも小学校の時に処理能力を高める訓練が必要になります。
●読解力と読書習慣
都立の入試問題(標準)は、そこまで難しいものではありません。
しかし国語だけでなく国語以外の教科も文章量が多く、読解力がないとたちまち難題に見えてしまいます。
だから文章を理解する力が絶対に必要になります。
●アルファベット、ローマ字
意外に思うかもしれませんが、小学校での英語の必修が始まった現在でも
アルファベットやローマ字を正確にかける小学生は少ないです。
そんな状態で、中学に入ったら混乱するのは目に見えています。
だからまずは、アルファベットと簡単な英単語をかけるようにしてほしい。
●思考力、論理力
入試問題の中には、読めば解る、という問題もあります。
文章の中に答えが書いてあるにも関わらず、
それを理解して、考え、答えに結びつけることができない生徒は少なからずいます。
小学校から訓練すれば改善できる点は多くあるように思います。
いろいろ書きましたが
勉強が苦手だという生徒ほど、準備しておいた方が私は良いと思っています。
そして、都立の1番手・2番手校へ考えている生徒も
学校で習わないレベルの高い問題に触れることも大切です。
とちのき学習塾では、
小学生でしか育たない能力を少しでもアップさせるために日々やっています。
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